産後うつは、甘えなのか【旦那は仕事を辞めて、サポートすべき話】
こんにちは、ゆーだいです。
先日に、下記のツイートを見かけました。
もし奥様が「産後うつ」を言い訳にして家事や育児を怠ったら怒鳴りつけて躾けましょう。私は産後3ヶ月で衆議院議員選挙を全力で駆け抜けました。
「産後うつ」は「甘え」です。
— 橋本琴絵 (@HashimotoKotoe) September 16, 2020
そして、僕の意見は下記のとおり。
僕は独身ですが、、
仮に奥さんが産後にキツそうなら、ベビーシッターを検討したり、自分が仕事を休んで育児したり、あとは両親に頼ってみようと思っています。辛そうな人がいるなら、僕は労働よりも、すぐにサポートの方を選びます https://t.co/4KHlEI0pVL— マナブ@バンコク (@manabubannai) September 17, 2020
上記について、もう少し意見を書きます。
僕は海外在住なので、海外視点も交えます。
産後うつは、甘えなのか?
厚生労働省のデータあり
下記の画像のとおり。
引用:「『産後うつ』は『甘え』です」は危険な嘘 産婦人科医「心に余裕をもって育てられるようサポートを」
画像をみたら分かりますが、国がこういったデータを発表するということは、それなりに大きな問題のはずですよね。
医学的に「完璧に証明されていない病気」だったとしても、医学の証明がすべてじゃないと思います。
明らかに、SNSで病む人が多いですし、あとは世界的に「若い年代の自殺率が増えている」というデータもあります。
すこしググればデータも出てきますし、中高生の女子とかだと、ぶっちゃけインスタで消耗してそうです。
友人にすべてライクしないと、嫌われる的な…。
ありそうな予感です。
うつ病は、身近な病です
2017年のニュースですが、下記です。
世界保健機関(WHO)は、世界でうつ病に苦しむ人が「2015年に推計3億2200万人に上った」と発表した。全人口の約4%に当たり、05年から約18%増加した。世界的に一般的な精神疾患になりつつあり、若年層の自殺増にもつながっているとして、早急な対策が必要だと指摘した。
引用:うつ病患者、10年で18%増 早急な対策必要とWHO
上記のとおり。
これは「産後うつ」の話じゃないですが、とはいえ、メンタル的な病気としては、同じですよね。
現代人は、メンタルが弱いのか
冒頭のツイートでは「産後うつは、甘え」という表記ですが、こういった話を持ち出しつつ、同時に「いまの若者は、メンタルが弱すぎる」といった意見もあります。
ここにも僕は反対で、これは経済状況が原因だと思っています。
若者は、不安が多い
いまの20代〜30代は、生まれてから、ほぼずっと不況でした。
輝きとは正反対で、日本の衰退は強く感じています。
こういった経済状況なので、常に不安感が高く、病みやすいのかなと思います。
出産の不安は、かなり大きい
スイマセン。僕は出産経験も、結婚経験もないです。
しかし出産した方は、かなり不安が大きいはず。
家族サポートの不安などなど、数え切れません。
人間は、初めてのことがあると、心が動揺します。
僕も慣れないことがあると、心に不安が起こり、場合によっては動悸につながったりします。
産後の女性は、この状況ですよね。
旦那は、仕事を辞めよう
ここは断言したいですが、奥さんが産後で苦しんでいたら、旦那は仕事を辞めるべき。
辞めるなんて言いすぎと思うかもですが、、そうでもないはず。
だって、そこまで仕事を頑張ったところで、得るものなんて少ないですよ。
それよりも、パートナーや子どもの健康が優先じゃないですか。
ちなみに、僕はセブ島に4年ほど住んでましたが、レストランで赤ちゃんが泣くと、店員が集まってきます。
そして店員たちは仕事を無視して、子どもと遊ぶことに時間を割きます。僕は、こんな感じの社会の方が、生きやすいなと思った😌— マナブ@バンコク (@manabubannai) September 17, 2020
僕はセブ島で、4年ほど暮らしました。
上記が普通の光景で、フィリピン人は仕事をサボる人も多い。
でも、なによりも家族を優先しており、本当に素晴らしいと思いました。
産後うつが甘えって、あまりにも悲しい世界です。
つらいなら、人に頼ろう
それにしても、なにか「つらいこと」が起きたら、解決策は「心許せる友人に相談」ですね。
ビジネスをやっていると、ちょくちょくとシンドイことが起きます。過去を振り返ると、起業失敗もつらかった。しかし声に出して身近な友人に相談すると、かなり心が軽くなる。溜め込みはNGですね— マナブ@バンコク (@manabubannai) September 18, 2020
上記はビジネスの例ですが、別に子育てでも、同じだと思うんですよね。
シンドイなら頼ればいいし、親が子育てのすべてをしないといけないとかって、僕は幻想だと思います。
ちょっと海外の話を書きます。
東南アジアだと、家政婦さんが普通
僕は23歳から海外生活をしています。
身近な友人で、海外で子育てする人も多いです。
そういった家庭では、当たり前のように「家政婦さん」を雇っているんですよね。
お値段は、月2〜6万ほど
フィリピンを例にすると、住み込みでの手伝いでも、これくらいの価格感です。
もしかすると「そんなの搾取だ」と思われるかもですが、現地の給料は「新卒で月給2〜3万円」くらいです。
そうなってくると、家政婦さんの価格も妥当だと思います。
そして何より、本人が嫌がっていないことです。
給料も高く、満足しているようです。
ワンオペだと、普通に病むはず
たった1人で子育てって、ハードすぎないですか。
繰り返しですが、僕は子育て経験ないです。
しかし、子育てしている人を観察したり、あとは飛行機の隣が子どもだったりすると、その度に「子育ては、超絶ハードだな」と思います。
いつ泣き出すか分からないので、心が休まらない気もします。
子どもが泣いたら、iPhoneの通知が届くように設定するなどしたら、多少は楽になるはず。
しかし、こんなことを日本で言ったら、たぶん総叩きされそうですね。
厳しすぎる、世界です。
とはいえ、社会は変えづらい
こんな感じで文章を書いてきましたが、僕は常に「社会は変えられない」と思っています。
悲観的でスイマセン。
ただ、冒頭で紹介したツイートで「産後うつは、甘え」という言葉が広がりました。
広がったことにより、逆に「産後うつは、甘えじゃないよね」という認識も広まったと思うので、良かった気もしています。
あなたは、どうするか
僕のポジショントークでもありますが、僕は「日本社会での働き方は、どう考えてもオカシイ」と思っていました。
なので会社を辞め、いまは海外で生きています。
子育てと労働は、密接に関わっていますよね。
そして日本の風習とかに異議があるなら、各個人が動くべきと思っています。
こういった思考を持つと、ぶっちゃけ「東京で働く」という選択肢は、かなり下がってくる気がしています。
僕は新卒から東南アジアを選んでおり、こちらの方が生きやすいです。
仮に子育てをするにせよ、海外で育てると思います。
とりあえず、旦那サポートが命
というわけで、まとめです。
- まだ子育てしていない方へ ⇨ 将来的に子育てする可能性があるなら、そこを想定して、働き方をシフトする。そのために勉強も必須だし、スキルアップも大切。なにもせずに社会の責任にするのは、オワコンです。
- いま子育てしている方へ ⇨ 僕は男性なので、旦那向けに書きます。とりあえず、全力のサポートが必須のはず。それは旦那の責任です。会社が忙しいかもですが、家族を失ってまで、仕事に注力したいですか? たぶん、そうじゃないはず。仕事はめっちゃサボり、家庭サポートすべき。
上記のとおり。
そして最後に、僕は「日本人が、もっと海外移住という選択肢を持つべき」と思っています。
小さな話ですが、昨日デパートに行ったら、日本人の女性がいました。
子どもを抱えつつ、両手に買い物袋を持っています。
その女性がバスに乗るときに、運転手が降りてきて、買い物袋を持ってあげていました。
こういった小さな部分でも、実は海外では生きやすかったりもあります。
僕は日本の全てを知っている訳でもなく、海外の全てを知ってる訳でもないです。
でも今の時代なら、すべての人が「どこに住むか」は選べる時代です。
僕は海外を選び、満足なので、ここを発信しました。
というわけで、今回は以上です。
ありがとうございます。
P.S:普段の僕は「Twitter」を軸に発信しています。また最近は「Webマーケ教材」の作成に注力しており、ネットで稼ぐスキルを学べます。ブログの更新通知はtwitterからお知らせします。